ブログでウェブページも生成されてしまうので、メールマガジンのRSS版配信など、純粋にRSSフィードのみを配信したい場合には向いていない。
ブログやCMSが利用できない場合や、ウェブページと連動させずにRSSフィードのみを配信したい場合は、RSS作成用ソフトを使う方法がある。 パソコンにインストールして使える無料のRSSエディターもいくつかあり、気軽に使うことができる。

また最近は、RSSフィードの効果測定などが行えるASP版のRSS管理サービスも数多く登場しており、目的に応じて使い分けることができる。 具体的なRSSの活用方法を考える際、新しいインターネットメディアであるだけに、実際に何を配信したらよいのか迷う場合も多いだろう。
サイトの目的、ユーザーニーズによりさまざまな配信内容があるとは思うが、実際の活用例として参考にしていただきたい。 最も基本的な利用方法がウェブサイトの更新情報をRSSで配信するという方法だろう。
これにより、新しいコンテンツや製品情報を瞬時にユーザーに伝えることが可能となる。 もともと普通のHTMでウェブサイトを作成している場合には、サイトの新着情報やプレスリリースのベージをブログで部分的に運用し、RSSフィードを配信する使い方などが一般的だ。
ウェブサイト自体を運用するのにブログでは物足りないという場合には、また、ECサイトであれば、商品カテゴリーごとの新着商品情報や人気商品情報をRSSで配信する方法もあるだろうが、ECシステムでRSSに対応している製品はまだほとんどなく、現状はRSS作成ソフトを使ってそれぞれを独自にRSS生成する必要があり、商品の更新頻度によっては非常に手間のかかる作業となる。 今後、RSS配信機能を標準装備したECシステムが登場してくることが期待される。
メールマガジンのRSS版を配信商用サイト、特にECサイトであれば、メールマガジンを発行している企業も数多くあるだろう。 無料RSS作成ソフトなどを使って、メルマガのRSSフィード版も発行すれば、RSSリーダーを使っているユーザーには簡単に情報を伝えられる。
情報を伝えたいときに伝えることができるプッシュ型メディアとして発展し、利用されてきた電子メールだが、ここ数年はクリック率の低下や登録ユーザー数の鈍化に悩んでいる企業も多いだろう。 これは、近年のスパムメールの氾濫と、ユーザーが受け取る1人当たりのメール数が以前に比べて激増していることが原因と思われる。
それと同時に、ユーザーも受信する情報に対して目が厳しくなっており、本当に必要な情報しか受け取らなくなりつつあるということもあるだろう。 RSSはあくまでユーザーが受信したいRSSフィードを自らの意思で登録して購読するものである。
本当に情報を欲しているユーザーに確実に情報を届けられるメディアという意味では、RSSはメルマガの代替チャンネルとして有効活用できる。 今後は、情報配信チャンネルとしては、メール以上にRSSが普及するのではないか、とも言われている。
気を付けたいのは、メルマガのコンテンツをそのままRSSで配信すればいいというわけではない点だ。 メルマガは通常、サイトの新着情報からセール情報まで、さまざまな情報をメールにまとめて送る場合が多いが、RSSリーダー上では、更新情報が記事単位で、タイトル、リンク、そして数百文字の要約文で届く形が一般的であり、誰もがメルマガと同じような長々とした情報を求めているわけではない。

RSSでは、新着商品情報は新着商品情報、セール情報はセール情報の単独のフィードとして配信し、個々のユーザーが必要としている情報のみを受信できるようにすべきである。 あれもこれもと複数のユーザーに購読情報を無作為に送るような内容では、解除されかねない。
また、RSSのメリットとして、ユーザーがメールアドレスなどの個人情報を開示する必要がないという点も挙げられる。 配信者にとっては個人情報が入手できないデメリットもあるが、個人情報保護法が制定され、個人情報の管理に多くの労力と費用がかかってしまううえに、誤って流出した際のリスクを考えると、個人情報を取得しない形での情報配信のメリットは大きい。
RSSの特性である、「ユーザーが自分の欲しい情報だけを受信できる」というメリットを追求した場合、単純に既存の情報をまとめてRSSで配信するレベルから一歩進み、ユーザーごとにカスタマイズしたRSS配信を行っていく方法もある。 具体的には、ユーザーがサイト上で条件指定を行い、自分用にカスタマイズしたRSSフィードを生成し、そのアドレスをRSSリーダーに登録して利用するような使い方である。
Yオークションなどでは、すでに同様の機能を提供しており、キーワード検索結果のRSSフィードを登録することで、自分の興味がある商品の出品情報だけをRSSで受信するといったことができる。 特に商品数の多いECサイトや更新頻度の高い情報サイトで活用できる仕組みと言えるが、既存システムとRSSフィード配信の連携に個別の開発が必要とされるケースであり、簡単にはできない。
しかし、特定の情報を特定のユーザーにカスタマイズして配信したい場合には、今後のRSSの普及率を考えると、投資を検討する価値は十分にあるだろう。 事実、カスタマイズRSS配信を行っている不動産情報サイトやECサイトなど大手商用サイトも増えてきている。
RSSは、名前はよく聞くが利用者数も少なそうだし、日々の業務も忙しいので特に何もしないままでいるという商用サイトの管理者も多いだろう。 しかし、今は本格的なRSS配信時代の手前であり、逆に言えば、RSSの効果的な活用方法に取り組める最後のチャンスでもある。
また、RSSによる情報配信はブログの登場やスパムメールの氾濫で変化しつつある。 そのためインターネット上の消費者行動を理解し、対応していく上での第一歩的なチャレンジでもある。
この機会にぜひRSS配信にチャレンジしていただくことを願っている。 RSSはメールブラウザに次ぐ新しい情報配信チャンネル。

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全国で784店にのぼるフランチャイズ加盟店の物件情報の中から、自分の条件にあった物件を条件入力で検索する仕組みになっている。 各フランチャイズ店からの公開物件を集中管理するシステムを自社で構築しているなど技術力の高いシステム部門を持っていることから、これまでも常に新しい技術を取り入れてユーザーの利便性向上に努めてきた。
その1つが、各フランチャイズ店が作成するブログ「地域情報サイト」で、1年半ほど前から加盟店単位でお部屋探しや地域情報をブ口クで提供してきた。 さらに、今後ブレイクしそうな技術として同社が目をつけたのがRSSである。
現在、RSSはサイトの更新情報として配信されていることが多い。 新しいニュースを掲載したらその通知が送るというものだ。

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